ときめきトゥナイトそれから連載開始!単行本1のネタバレとあらすじ

ラブコメ

「ときめきトゥナイト」とは、1982年から1994年にかけて、

集英社の少女マンガ雑誌「りぼん」で連載されていた、

池野恋先生による漫画です。

すぐにテレビでアニメ化されて、当時小学校から10代の女の子に本当に大人気でした。

吸血鬼の父親と狼女の母親を持つ、

一見どこにでもいる普通の女の子、江藤蘭世は

こっそり人間界で大きくなりました。

初めて通い出した中学校で、無愛想なイケメン真壁俊に一目惚れ。

連載初期は、蘭世が俊にあの手この手で猛アタックし、

ブアイソウな俊が、少しづつ心を開いていく様子が描かれていました。

中盤になって、俊が実は魔界の王子様であることがわかってから

物語の様子は、蘭世と俊の恋愛の行方と同時に、

魔界と人間界を乗っ取ろうとするゾーンとの闘いが描かれ、

壮大なファンタジーに変化していきます。

魔界も人間界に平和が訪れ、蘭世と俊はようやく結ばれ、

そして、ヒロインは蘭世の弟の恋人である市瀬なるみ、

蘭世の娘の真壁愛良と移っていきます。

世代を超え、それぞれの恋愛模様や生き方などが描かれています。

巨大彗星が愛良とカイリの活躍で、

世界の危機を脱するところまで「ときめきトゥナイト星のゆくえ」で描かれており、

「ときめきトゥナイトそれから」は、その「ときめきトゥナイト」に続く

「ときめきトゥナイト星のゆくえ」の続編になります。

「ときめきトゥナイト」の続編が「クッキー」で連載開始!!

「ときめきトゥナイトそれから」は

集英社の電子雑誌「cookie(クッキー)」で2021年7月号から連載開始しました。

40年前に集英社の少女マンガ雑誌「りぼん」で連載開始された「ときめきトゥナイト」。

この度、40周年を記念して池野恋先生が続編を描かれたようです。

「ときめきトゥナイトそれから」単行本1巻2巻が発売!

「ときめきトゥナイトそれから」単行本1巻は2022年3月25日 に、

2巻は2023年1月25日に集英社から発売されました。

実はこれまでも「ときめきトゥナイト」の続編やスピンオフ的なものは描かれていて

2013年8月9日に『ときめきトゥナイト 真壁俊の事情』、

2015年4月24日に『ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち』、

2019年7月18日に『ときめきトゥナイト 江藤蘭世の宝箱』が発売されています。

「ときめきトゥナイトそれから」1巻のあらすじやネタバレ。感想も。

「ときめきトゥナイトそれから」のヒロインは、

子育てもひと段落した42歳の「江藤蘭世(真壁蘭世)」です。

覆面の男が、真壁家に忍び込もうとしている。

ふくめん男が家の周辺に置いてあった犬のポテトの人形を

「なんだこれ?」と手に取ると、それは愛良の泥棒よけの魔法だった。

ひもでぐるぐる巻になった泥棒は、御用となる。

俊は巨大彗星の災害の復興で、メキシコでボランティア中で不在だった。

それは人間界でできることをしたいという俊の希望であった。

翌日、スーパーに買い物に行く蘭世の背後にフードを被った怪しい人影が・・

しかし全く気づかない蘭世。

偶然会った神谷曜子の娘、夢夢(むむ)ちゃんに「無謀すぎ」と叱られる。

家に帰ると玄関の鍵が開いていた。

泥棒だ・・・と青ざめる蘭世と愛良。

「かみついてやる!!」と蘭世は覚悟を決める。

でもそれはメキシコから帰ってきた俊だった。

なんと今日は21回目の結婚記念日であった。

花束とメキシコ産のオパールのペンダントをプレゼントする俊。

相変わらず俊と蘭世はラブラブである。

翌日、家の周りにあらためて結界をはり、俊はメキシコに戻っていった。

蘭世は神谷曜子とランチへ。心配する曜子。

若い衆を見張りにつけようか?といってくれる。

「神谷さんは優しいね。大好き。」と蘭世。

すると「あんたの面倒を見て、俊に感謝されたい下心よ!!」

と顔を真っ赤にして曜子は言い、真壁家まで蘭世を送ってくれた。

玄関には見たこともない小石が積みあげて置いてあった。

そして、またもや真壁家を見つめる黒影が・・・。

翌日銀行へいく蘭世。出かけようとすると、玄関の石が移動してるのを発見する。

不審に思いながらも銀行に着くと、ガラスに映った怪しい人物に気づく。

覚悟を決めて「がじ!!」とかじって変身。

なんと怪しい影の正体はアロンの指示で蘭世の見守りをしていたサンドだった。

しかしながら小石の犯人はサンドの仕業ではなく不明。

そこになるみが訪ねてくる。

石の犯人は、なるみの幼稚園に通う潤(じゅん)という男の子だった。

潤は蘭世に一目惚れし、気を引こうと石を置いていたのだという。

「ごめんなさい。僕のこと嫌いにならないで、お友達になって欲しい」

と蘭世に告白する幼稚園児の潤くん。

可愛すぎて悶絶する蘭世。石のことは一件落着。

場面は変わって、出産間近のココに頼まれた買い物の品物を届ける蘭世。

ココの家から帰る途中に、黒いフードを被った人に囲まれる。

ココと駆けつけたサンドに助けられ、黒い人物は逃げていった。

しかしこの騒動でココが産気づき、急きょ人間界で出産となる。

おばあちゃんになった蘭世と俊。

父親になった卓に、俊は第1子の証である黄金の石を渡す。

家に帰った蘭世は俊と愛良に状況を説明。

俊は魔界での様子を探ってみることになった。

その後しばらく平穏な日が続き、いよいよ卓とココの結婚式の日を迎えた。

結婚式の後、パーティを抜け出し、久々の再会を喜ぶアロンと俊。

蘭世が危険な目にあったことを話し、

魔界に不穏な動きがあったら教えてもらうことになった。

一方愛良は「大切な人を守れるようになりたい」

とメヴィウスに魔女修行を再開させて欲しいとお願いする。

人間界に戻った後は、サンドが蘭世を厳重に見守ってくれ、俊はメキシコに。

俊はある時メキシコで人混みの中に蘭世にそっくりな人物を見かける。

追いかけていこうと人をかき分けていくと、

蘭世にそっくりな人物はこつ然と消えていた。

同じ頃、魔界から戻ってきた蘭世と愛良は、

江藤家で夕食を食べることに。

すると江藤家に黒いフードを被った俊とそっくりな人物が訪ねてきた。

似てるけど彼ではない!!と驚く蘭世に、俊にそっくりな人物はフッと姿を消した。

同時にオパールのペンダントから「今どこにいる」と俊のテレパシーが届き、

俊がテレポートしてくる。

ちょうどその時にジョルジュが魔界から訪ねてきた。

巡回中に魔界で異変を見つけたので、見にきて欲しいとのことだった。

蘭世たちは魔界へ。ジョルジュに案内されたのは「賢者の泉」だった。

元々は泉だったが、すい星の騒ぎの時にかれてしまい、

今は空間を引きずり込んでいるようだと。

自分たちに似た人が出現したことと、

鏡の世界に何か関係があると感じた蘭世たちは、

あの似た人物の接触を待つことになった。

俊は家にしばらく帰れるように、

メキシコの世話人に事情を話してくると、メキシコへ戻る。

すると、蘭世に似た人物がせっぱつまった様子で俊を訪ねてきた。

「あの人のところには返さないで!!」と懇願するニセ蘭世。

果たしてどうなる・・・。

「ときめきトゥナイトそれから」単行本1巻の感想

1巻の蘭世の表紙を見て、なつかしさが込み上げてきました。

もう、親戚のお姉さんの成長を見ている気分です。

蘭世はツヤツヤで美女度が増してますね。

真壁くんの雰囲気がだいぶ変わっていて、

慣れるまで時間がかかりましたが・・・(笑)

初期の頃の長めの髪とさっぱりめの顔が好きだったんですけど、

やはり40年も経ってますからね。お互い歳をとりますね(笑)

あの不器用すぎて世の女の子たちをヤキモキさせていた真壁くんも、

今は家族に対しての愛情表現が言葉に素直に出ていて、安心して読めます。

結婚生活21年。

ドキドキ感やじれったさ感は全くないですが、

一家の大黒柱としての頼りがいはあります。

ストーリーは「ときめきトゥナイト」ほど、

ハラハラドキドキ感はありませんが、

「ときめきトゥナイト」のファンだった方は、

蘭世や真壁くん、そのほかの登場人物のその後の様子が見られるので、

楽しめると思います。

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