ときめきトゥナイトという漫画をご存知ですか？
私はまだ小学1年生だったので、アニメから入った感じです。
夏にどこかのイベントで蘭世ちゃんの下敷きをもらったんですよね。
お父さん（望里）のこうもり傘でメリーポピンズみたいに
空を飛んでいるイラストだったと思います（落ちそうになってて蘭世が驚いている絵）
すごくカラフルで小学1年生の私にはドンピシしゃな絵でした。
可愛かったのでよく覚えています。
アニメが始まった当時、ものすごい大人気だったんですよね。
かなり長く連載していたので（・・年）私より年下の子も読んでいたと思います。
そんなときめきトゥナイトについて書いてみたいと思います。
ときめきトゥナイトとは
1982年集英社「りぼん」7月号から連載された漫画。
魔界人の江藤蘭世と人間の真壁俊の中学生活のあれこれを描いたラブコメディですが、
第一部の途中から、地球を救う壮大なファンタジーになっていきます。
真壁くんのぶっきらぼうだけど、時折見せてくれる蘭世への思い。
そして24時間常にかっこいいところ、蘭世の一途な思い・・・
こんな面白いお話は少女たちがのめり込まないわけはなく、私もその一人でした。
池野恋先生が書いています。
池野先生といえば、ファンレターがすごく丁寧で優しいと噂の漫画家さんです。
池野先生ついてはこちらに詳しく書いてみました。読んでください。
ときめきトゥナイトキャストや相関図
【江藤家】
江藤蘭世（第一部の主人公。真壁くんに一目惚れ。のちに冥王から地球を救う）
江藤鈴世（蘭世の弟。歳は離れているが、蘭世よりしっかりしている）
江藤望里（蘭世の父。吸血鬼。娘思いの優しい父。椎羅の尻に敷かれている）
江藤椎羅（蘭世の母。狼女。普段は美しいお母さん。怒ると鬼になる）
ペック（ペットのオウム。人間の言葉を理解し話す。時々活躍！）
【真壁家】
真壁俊（蘭世の中学の同級生。ボクシングでプロを目指す。一見ぶっきらぼうだが根は優しい。15歳の冬に魔界の王子として生まれ変わり、蘭世とともに地球を救う）
真壁華枝（俊の母。ナースとして働き、女で一つで俊を育てる。記憶喪失であったが、俊が王子に生まれ変わった時に、自分が魔界の王妃であることを思い出す）
【神谷組】
神谷曜子（真壁くんの幼馴染で思いを寄せている。真壁くんが通うボクシングジムも神谷家のもの）
ヨーコ犬（曜子が犬に変身させられた姿。犬になっても真壁くんが好き。冥王から地球を守る戦いでは人間離れした能力で大活躍する）
神谷玉三郎（曜子の父。神谷組の組長。見た目はアレだけど、人情深い人。曜子を溺愛している）
風間力（曜子の夫。一度離婚したが元の鞘に戻った）
【魔界の住人】
大王（俊とアロンの父。華枝の夫。双子が不吉ということで、生まれたばかりの俊と華枝を魔界から追放した。俊が目覚めてからは少しづつ和解する）
アロン王子（俊の双子の弟。初めは母と蘭世を独り占めしている俊を妬んで嫌がらせするが、少しづつ和解する）
サンド（魔界の使い。霧を操る。主にギャグ担当）
ジョルジュ（死神。純粋な心を持った蘭世に関心を持ち、ことあるごとに力になってくれる）
サリ（夢を本当にできる能力を持つ夢魔。蘭世と俊を別れさせるために人間界に潜り込むが、蘭世の直向きな思いと優しさに触れ、仲良くなる。ジョルジュといい感じである）
【そのほか】
筒井圭吾（望里が書いた小説が映画化された時にヒーローに選ばれた俳優。蘭世に恋する。筒井くんが、真壁くんが蘭世の気持ちに気づいたきっかけになる。重要人物）
市橋なるみ（第二部の主人公。筒井くんの病院に入院していたのがきっかけで蘭世たちと出会う。鈴世の恋人。）
ダーク・カルロ（真壁くんとソウルメイト。蘭世に運命を感じ、熱烈のアプローチ。この人も真壁くんの嫉妬心に火をつけた重要人物）
ときめきトゥナイトあらすじ
第一部
物語は、吸血鬼と狼女の両親を持つ「魔界の女の子・江藤蘭世」が、14歳の同級生の真壁俊に恋をするところから描かれています。蘭世と俊は学校生活を送りながら、少しづつ距離を縮めていきます。魔界人である蘭世は人間の俊に恋することを反対されながらも、一途に思い続けます。15歳の冬に俊が魔界の王子であることが判明し、蘭世と俊はようやく思いが通じ合います。そのまま、学園生活の物語から魔界を救うために戦うファンタジーに発展。魔界の王子アロンや死神ジョルジュらの協力を得ながら、冥王との激しい戦いが繰り広げられます。戦いの影響で人間に戻ってしまった俊は、魔界人の蘭世の幸せを願い、蘭世と別れ、人間として生きる決意をし、再び冥王との戦いに挑みます。しかし蘭世は俊への思いを諦めませんでした。同じく人間になった蘭世に命を助けられ、俊はようやく自分にとって蘭世はなくてはならない大切な存在だと認めます。その後、俊と蘭世の魔界人の能力が戻り、力を合わせて冥王を打倒し「無性の愛」が魔界に平和をもたらす結末を迎えます。
私は第一部の真壁くんが、王子様に転生する前までが一番胸がときめいて好きです。
絶対に見逃せない、胸キュンシーンをまとめました。
これだけでいい？？かも笑
第二部
物語は、市橋なるみと蘭世の弟・鈴世の恋愛を中心に展開しています。なるみが花を飲んだことで超能力が発現し、鈴世は異変に巻き込まれ、二重人格者に変化します。鈴世が人間ではないことが世間に知られてしまい、鈴世は一度魔界へ姿を消します。人間としての生活に戻った後、鈴世達は「もう一つの世界」の手がかりを探す使命を与えられ、なるみの義妹のマナとチップルが白妖精の王族であることが明らかになります。白妖精を滅ぼすために戦う中、鈴世は黒妖精の王・ドゥーサの魔法を受けてしまい、記憶を失います。鈴世は王女ココと婚約させられますが、なるみの愛の力で鈴世は記憶を取り戻し、再び黒妖精との戦いに挑みます。物語は、鈴世となるみが共に戦い、愛が魔界に平和をもたらす結末を迎えます。
番外編では、戦いを終えたなるみ達が高等部に進学し、映画撮影での出来事が描かれます。安西二葉が宇宙人に変身し、撮影現場での騒動が巻き起こります。二葉と宇宙人の少女が入れ替わり、混乱が生じる中、最終的には宇宙人の二葉がファンの青柳幸太とのキスで物語が結末を迎えます。
第三部
蘭世と俊の娘である愛良の物語。愛良は千年に一度しか咲かない予言花のもとで生まれ、愛と力を持つことが告げられる。成長する中で、愛良は潜在的な能力を発揮し、幼少期から特別な力を持っていることが明らかになる。愛良の幼稚園の先生になったなるみは、心臓病で死にかけ、愛良と鈴世の力で助かるも、鈴世は人間に変わってしまう。愛良は謎の少年・水上開陸と出会い、数年後に魔界の大魔女・メヴィウスになる修業を始める。夢の中で幽閉された開陸と会った愛良は、開陸の過去や真実を知るため、魔界へ向かい、開陸親子が冤罪であることを明らかにする。しかし、開陸は魔界に戻らず、愛良は再会の約束をして別れる。
中学生になった愛良は、兄の卓のサッカー部のコーチである新庄彬水と出会う。魔女としての掟により感情で魔力をコントロールできなくなるため、愛良は恋愛を厳禁されるが、納得できないまま彬水に惹かれていく。同時に、愛良の友達であるココも卓との関係に悩み、家を出て行ってしまう。ココが倒れたことを知り、夢の中で卓とともに助けるために奮闘する愛良。最終的には感情の力でココを救い、紆余曲折の末にココは卓に告白する。愛良は魔界での対決でメヴィウスに勝利し、恋愛を認められながらも、魔界への出入りが禁止される。
高校生になった愛良は、彬水との仲も順調だった。ある時、愛良は彬水の過去が気になり魔界に調べにいき、彬水は開陸だったことを知る。真実が明らかになり、彬水が高校生くらいに成長した開陸の姿に戻ってしまうと、愛良は彬水を失ったような気がして動揺してしまう。
その頃、人間界に異変が起こり、真壁家にメヴィウスがやってきた。異変を救うには愛良と開陸の協力が必要不可欠だった。しかし彬水が開陸になったことを受け入れることのできない愛良は、真壁家を飛び出してしまう。愛良を追いかけてきた開陸を見て、開陸だったからこそ彬水に惹かれたのだと、ようやく気づいた愛良は開陸と協力して地球を救う。
それから
40代になった蘭世が出てきます。娘の愛良と共に、真壁家にやってくるいろんな問題を解決していきます。
江藤望里の駆け落ち
蘭世の両親、望里と椎羅の番外編。吸血鬼と狼族の出会いから愛と困難が詰まった物語。数十年前、吸血鬼モーリ（後の望里）と狼族シーラ（後の椎羅）が出会い、異なる種族でありながら愛し合う。彼らは過去の悲劇を知り、狼族と吸血鬼族の交わりが忌まれる中、家族や魔界を捨てて駆け落ちを決意する。人間界で結婚し、特別な許しを受けながらも運命の呪縛から逃れられず、祖父母が自らを封印し、扉の番人として魔界と人間界を結ぶ役目を果たすことになる。望里と椎羅は新たな人間の姿で「江藤望里」と「江藤椎羅」として人間界で新たな生活を始め、蘭世を授かる。
真壁俊の事情
真壁俊をメインにしたストーリー。赤ん坊と一緒に魔界から追放され、記憶喪失となったターナが人間界の修道院で目覚めたことから始まる。シスター真壁は亡くなった妹と甥に似ていることから、ターナに華枝と俊と名付けてくれた。修道院で助けられながら日々を過ごした華枝は、「自分も誰かの役に立ちたい」と看護学校へ行くことを決意する。ならば戸籍が必要だろうと養子縁組を勧められ、華枝と俊は真壁の苗字となる。俊が生後3か月になった頃、華枝は病院で居合わせた出産間近の椎羅と言葉を交わす。すでに生まれていた俊は騒ぎ出し、まだお腹の中にいた蘭世も椎羅の腹を何度も蹴とばした。
江藤蘭世の悶々
蘭世は俊からのプロポーズに幸せいっぱいだった。家族の前でハッキリと求婚され、ようやく結ばれた。しかし、蘭世は長く俊を思い続ける曜子に結婚のことを伝えることに悩む。蘭世は俊に「特別な場所に連れて行きたい」と告げ、指輪をはめてくれるよう頼まれる。翌日2人は老人ホームを訪れ、俊の命の恩人であるシスター真壁と再会する。感動し、老人ホームを出ても涙が止まらず、そこに曜子が現れる。曜子は蘭世が婚約指輪をはめていることを見てショックを受け、逃げ出す。蘭世と俊が追いかける中、俊は呪文を唱え、曜子を犬に変えてしまう。蘭世はヨーコ犬にプロポーズされたことを告白し、一緒に泣きながら俊を困らせる。元の姿に戻った曜子とともに家路につく2人。蘭世が涙を流す中、俊は「陽子にも本当の相手が現れるだろう」と風間力とよりが戻るかもしれないと励ます。
私は神谷曜子が大好きで、本当に彼女には幸せになってほしいのです。うざいくらいの神谷曜子愛について語り尽くしました。
ときめきトゥナイトアニメ
ときめきトゥナイトは、漫画が連載されてすぐにアニメも始まりました。
漫画は1982年7月号のりぼんから連載開始。アニメは1982年10月から放送しています。
なんとその間３ヶ月しか空いてません・・・
漫画とほぼ同時にアニメが始まったため、
途中から漫画のストーリーに沿って話が進むのではなく、
アニメオリジナルのシナリオで進みます。
なので、漫画とは別でアニメはアニメで楽しめます。
漫画とアニメの真壁くんは別人か？と思うくらい、アニメの真壁くんはコミカルでよく喋ります。（私は漫画の寡黙な感じの方が好きだなあ）
アニメの最後は、真壁くんが魔界の王子様であることを匂わせて最終回を迎えます。
椎羅の声がドラえもんの「のび太くん」の声で、びっくりした覚えがあります。
ときめきトゥナイト展
全国各地で「ときめきトゥナイト展」が行われています。
会場の場所やチケット情報など、こちらに全て書いてあります。
現在は富山で開催中です。近い方は絶対行ってみてください！！
ときめきトゥナイト実写化
実は、ときめきトゥナイトは、大人気だった漫画にも関わらず、
なんと一切の実写化がされていません。
あの真壁くんが14歳という設定で、あの色気・・・
え？そんな中学生いるの？誰がやるの？？などいろいろ気になる点はありますが、
もし、ときめきトゥナイトの実写化をするならこの人がいい！
とネットで意見があった俳優さんをまとめてみました。
自分がキャスティングするなら誰が良いだろうか？と想像しながら見ると絶対面白いです！
