君に届け 龍とちづはやったのか?一線を越えたのか??

学園・青春

「君に届け」は、高校生の胸が甘酸っぱくなるような恋愛や

友情を爽やかに書かれたものですが、

最近、ネットの質問で

「君に届け」の龍とちづが一線を越えたのかどうか質問されている人がいて、

答えが「やりましたよ」って感じになっているのをみまして、

えーまさか??と思いつつ

なんとおおおお??私、全く気づかなかった!!

と驚いたので、私なりに再度検証してみました。

「君に届け」龍とちづが一線を越えた言われている場面とは

「一線を超えたか否か」が話題になっているシーンがあるのは、22巻になります。

その22巻までに至る、二人の関係をざっとおさらいしてみますね。

幼い頃から兄弟のように育ち、

誰にも壊せないくらいの厚い信頼関係で結ばれている「龍とちづ」。

千鶴は龍の兄の「徹」が好きだったので、龍の気持ちに全く気づかなかったのですが、

龍はおそらくずっとずーっと前から、千鶴のことが好きでした。

龍が千鶴を好きになったのは、龍のお母さんが亡くなったあたりなのかな???と勝手に思っていますが、その検証はまたの機会に・・・。

徹が結婚してしまい、千鶴は自動的に失恋。

千鶴が徹のことを好きだと知っていた龍は、ずっと想いを自分の中で秘めて来ましたが、

千鶴が失恋したことで、龍は千鶴への想いを隠すことなく表に出し始めます。

初めは、そんな龍の気持ちに気づかないふりをしていた千鶴が

高校2年生の修学旅行で、龍が女子に告白されているのをみてから、

千鶴が龍のことを意識し始めます。千鶴の心境に変化が訪れるんですね。

お互いがお互いを大切な存在としてみているのは確かなことであっても、

「付き合おう」とはどちらも言っていないので、いつもと変わりのない二人ですが、

高校3年になり、龍が野球を続けるために、大学に進学したいと思っていることが明らかに。

ずっと地元で一緒にいられると思っていた千鶴は大ショック!

しかも、龍は野球の試合のために一生懸命で、

しばらく二人はほとんど顔を合わせていません。

そんな中、千鶴の誕生日に、龍が「おめでとう」を言いに来てくれます。

いつものように「大学も行ってこい!!」と龍を送り出そうと思っていた千鶴でしたが、

「プレゼントは買う時間がなくてないけど、結果は必ず出す(勝つ)から」という龍に、

「(大学なんて)行くなよ。応援なんかできない。」と大泣きしながら言ってしまいます。

千鶴は、自分がどんなに龍が好きなのかを初めて思い知ります。

幼馴染という時間が長かった分、関係が壊れるのが嫌で、

そしてどう接したらいいのかわからなくて、自分の気持ちを誤魔化して来たんですよね。

思わず近づいた龍に、「嘘だよ。行けよ!」と泣き笑いで伝えます。

龍はそんな千鶴の態度を見て

「俺のこと好きなのか?」と問い詰めます。

千鶴は「・・・好きだよバカ!!」

とようやくようやく気持ちを龍に伝えることができました。

そしてキスシーン・・・となるのです。

「君に届け」龍とちづが一線を超えたと思われる描写

キスシーンから場面は変わり、千鶴の部屋で朝を迎えてる二人。

まだ誰も起きていない、早朝です。

帰り際、龍が「勝手に泊まったけど、おじさんとおばさんに挨拶してなかった」

と言っています。そしてしばし無言の後、

「俺、おじさんに殴られてから帰ったほうがいいんじゃねーか?」

と言います。

こ、これは・・・殴られる様なことをしたということで間違いないのだと私は思うのですが、

これは勝手に女の子の部屋に黙って泊まってしまったということを指しているだけなのかもしれませんし、やはりそういうことなのかもしれません。

本当に父親を起こしかねない龍になんとか帰ってもらい、ひとりになった千鶴は

昨日「行くなよ!」「好きだよバカ!」と思いの丈を溢れさせてしまった自分を回想し、

「やっちまった・・・」と頭を抱えます。

千鶴が玄関から家に入るところで、これは本当にわかりにくいのですが、

千鶴がちょっとだけガニ股になってるように見えて、

歩き出しに「ひょこ」という音が小さく描かれています。

見ようによっては、ところどころが痛むような・・・情事があった後の様にも見えなくもないのです。

そして、千鶴は学校へ登校し、誕生日に龍からプレゼントはもらったのかという爽子たちに

「もらってないよ」と言いかけて、「すごいのもらった・・・」と言いなおしています。

すごいのって・・・それって・・・と私を含め、読者はみんなそうなるわけですが、

漫画では残念ながらそこまでしか書かれていません。

「龍にもらったすごいもの」とは・・

龍と千鶴が初めて思いが通じ合い、千鶴は龍への想いを心が初めて満たされるので、

その・・愛情みたいな、慈しみみたいな、切ない気持ちみたいな・・・・

そういう感情のことを言っているのかもしれませんし、そうじゃないのかもしれません。

結局「君に届け」龍とちづは一線を越えたのか?

さて、ここまで読んでみると、龍と千鶴はやったのかやっていないのか・・・

どっちにも取れるような曖昧な描写だなあと思います。

しかし、結論から言いますと、私は一線は越えていないと思います。

私の個人的な願望も入っていますが(ほぼ全部が私の願望w)書いてみたいと思います。

マーガレットの連載であるということ

まず、この「君に届け」は高校生の爽やかな恋愛と友情がテーマで、

週刊マーガレットで連載されている漫画です。

週刊マーガレットがメインの読者層として設定しているのは、中学生と高校生の女の子です。

キスどまりがいいところなんじゃないかと思います。

2人ともベッドには寝ておらず、洋服を着ているということ

朝になった時点で、千鶴は龍の膝枕で寝ており、

龍は床に座った状態でベッドに寄りかかっています。

昨日と同じ洋服で、乱れた様子は一切ありません。

もしもですよ、もしそんなことが二人の間にあったとしたら・・・

洋服をきっちり着て、床に座って・・・・なんてそんな状態なわけない様な気がします。

(大人の漫画の読み過ぎですかね?笑)

本当になかなか会えていない二人でしたから、

言葉でお互いの気持ちを伝え合い、確かめ合ったんだと思います。

その後の千鶴が爽やかすぎる

もし、そんなことがあったとしたら、2人の性格からしてお互い初めて同士のはずです。

その割には、千鶴の心身のダメージが少ない気がするのです(笑)

学校で意味深な発言はしていますけど、本当にそうなっていたら、

自分の本心を表現するのも、一苦労な千鶴が、そんな爽やかに対応できていないはずです。

もっと大袈裟に大騒ぎするか、完全に固まるかどちらかだと。

千鶴にやましいことがないからこその「意味深発言」とも取れるように私は思います。

龍はそういうのにきちんとした真面目な男子!!のはず

22巻の時点では、龍は大学の野球部のスカウトの人に目に留まってもらえるように

試合に勝つために、大好きな千鶴に会いたいのを我慢して

一生懸命頑張っていたところです。

まだ結果を出せていない龍が、そんな流されたようなパフニング的なことを利用して

コトに及ぶでしょうか??

そんな軽い子じゃないと私は思うのですよね。

千鶴を大事に大事にしていることは、ところどころの龍の表情で痛いほど伝わってきます。

千鶴に想いを伝えることも、焦ったいほど慎重にしていた龍が

そんな千鶴を簡単に抱くかなあ???

抱いて欲しくないなぁって私は思うのです。

「君に届け」龍とちづは一線を越えたのか??まとめ

私なりの願望を書いてきましたが、正直なところ、読むたびに「あれ?」と

どちらにも取れる気がしてしまい、混乱している私がいます(笑)

作者はわざと、どちらにも取れる様に曖昧に書いているのだと思います。

もしくは作者としては、二人の関係を深めたいけど、

ここは少女漫画だから、一線を超えたことは、わからない様に描いたのかもしれません。

しかし、もうそこは、白黒はっきりさせずに、

自分が思うように、好きに想像したらいいのだと思います♡

少し歳をとって、また読み返したときには、以前と捉え方が変わっている自分に気づくのも、面白いことなんじゃないかと私は思います。

 

君に届けのまとめサイトです。
こちらには龍とちづ以外の登場人物いろいろ載せてます。
こちらも合わせてお読みくださいね!
https://manga-fan.site/kiminitodoke-10-1624

 

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