「キャンディキャンディ」というマンガ、アニメを知っていますか?
講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて、
1975年4月号から1979年3月号にかけて連載されていました。
ちょっと・・いや、かなり古いマンガではあります。
しかし、当時テレビを見ていた人の中では
知らない人はいなかっただろうと思われるほどの大人気で
1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞し、
単行本の累計発行部数は1200万部を突破しています。
単行本の7巻は、日本の漫画単行本としては初めて
初版100万部が印刷されました。
愛蔵版・新装版・文庫版コミックスでも発行されています。
(今は残念ながら絶版)
何を隠そう、私が物心ついてから初めてみたテレビアニメは
「キャンディキャンディ」の再放送でした。
主人公の「キャンディ」が看護師になって自立していく姿に影響され、
私は15年後に看護師になったんです(笑)
主人公キャンディは私は人生の中で
一番影響を受けた人物と言っても過言ではありません。
同じようにキャンディに影響された人もいるのではないでしょうか。
さて、キャンディキャンディのもう一つの魅力、
それは登場人物の男性が
見た目も中身もイケメン揃いということ(大事♡)
今でこそ「アンソニー派」「テリィ派」「アルバート派」
なんていう言葉がありますが、
連載当初は「テリィ」はまだ出てきていませんし、
「アルバート」さんはヒゲもじゃの所属不明の浮浪者(風)でした。
ダントツで「アンソニー」が絶大な人気を誇っていたんです。
お姫様に憧れる世の中の女の子にとって、王子様は永遠の憧れです。
「アンソニー」はそんな女の子の夢そのものでした。
何を隠そうこの私の初恋は「アンソニー」です。
しかし、人気絶頂の中、
連載早々に突然に死んでしまった「アンソニー」。
アンソニーの死因や、人気の秘密の一つだったと思われる
アニメのアンソニーの声を担当した声優さんなどを書いていきたいと思います。
「キャンディキャンディ」アンソニーの死因は落馬!!
アンソニーは、
キャンディがアードレー家の養女になったお披露目会として
開かれたきつね狩りで、
乗っている馬がきつねを捕えるためのワナにかかり、
頭から激しく落馬して死んでしまいます。
目の前で大好きなアンソニーが死んでしまい、
キャンディは悲しい現実に耐えられずに気絶しますが、
のちにアーチーが目を覚ましたキャンディに
アンソニーは即死だったと言っています。
死因としては「頭部外傷」ですね。
頭部外傷とは、頭に外からの力が加わり、
その程度によって頭の皮膚、頭蓋骨、脳に損傷を来たすことをまとめていいます。
アンソニーは落馬する直前に
「キャンディ」の生まれ育ったポニーの家の丘に一緒に登ろうと約束しています。
そして、キャンディに想いを伝えることを匂わせています。
キャンディと出会い、キャンディの強さ優しさにひかれ、
自分の願い通りキャンディがアードレー家の養女になり、
そしてキャンディとは両思いになる・・・。
お母さんを幼い頃に亡くし、
お父さんは船乗りで会うこともままならない。
そんな孤独なアンソニーは、
亡くなる直前とても幸せだったわけです。
どう考えても早すぎる死でしたが、
長年看護師やっている私から言わせてもらいますと、
本人に限ってのみ言えることですが、
苦しまずに死ぬという「理想的な死に方」ではあります。
「キャンディキャンディ」アンソニーの声を担当していた声優さんは?声も見た目もアンソニーに負けないイケメン
私がアンソニーが大好きだったのは、王子様風のビジュアル、
なのにひ弱かと思いきや意外にも男気のある性格もありますが、
なんと言ってもアニメのアンソニーの「声」でした。
アルバートさんやテリィももちろん素敵でしたが、
アンソニーの、あの優しくて甘い声は、
もう夢見る少女が思い描くアンソニー像ピッタリすぎていました。
申し分なかったんです。
そんなアンソニーの声を担当したのは「井上和彦」さんです。
実力派のベテラン声優さんです。
『夏目友人帳』ニャンコ先生/斑
『NARUTO -ナルト-』はたけカカシ
『遙かなる時空の中で』橘友雅
など様々な役柄の声を演じていらっしゃいます。
1954年3月26日生まれ。2023年現在で69歳。
今も素敵な方ですが、若い頃はかなりのイケメンでした。
「笑っていいとも!」に出たことがあって、
その時おそらく40歳前後だったと思うのですが、
かなりお若く見えました。
アンソニーのイメージって感じでしたよ。
私生活では何度も結婚と離婚をされていて
今は独身のようです。
キャンディキャンディの「アンソニー」とは違い
かなり女性関係については開放的だったようです。
まあ、かなりのハンサムであの声ですから
周りの女性は放っておかないでしょうね(笑)