キャンディ・キャンディ 最も嫌いな女性キャラは?

恋愛

キャンディキャンディはもう40年以上も前に描かれてた漫画ですが、

いまだに熱烈なファンがいます(私もそのうちの一人です)

登場人物はそんなに多くないのすが、読者が「嫌い」というキャラが多いようなので

一人一人見ていきたいと思います。

キャンディキャンディ 嫌いな女性キャラ・・・イライザ

イライザ・ラガン・・・。

キャンディが引き取られたラガン家の長女です。

キャンディが行く前は家庭教師が何回も変わっているようなので、

キャンディだからいじめられたというわけではなく、

元々がそういう性格なんでしょうね。

イライザは、最初の頃は「みなしご」というところの差別意識からの

キャンディへのいじめでしたが、そのうち、

自分のお気に入りのイケメンたち(アンソニーやテリィ)が

ことごとくキャンディのことが好きになるので、

「孤児のくせに」と「なんで私ではなくあの子だけ」「私の方が可愛いのに」

という嫉妬が絡んできます。

イライザは基本、自分の手を汚しません。私はそこが賢いなと思います(笑)

キャンディが嫌われたり、目上の人に怒られるように・・そう巧みに仕込んできます。

 

いじめに関してはこちらで詳しく書いています。

キャンディキャンディはいじめがひどい??
「キャンディキャンディ」とは昭和世代なら誰しも知っている、名作中の名作です。 オープニングの歌はあまりにも有名で 「そばかすなんて気にしないわ♪」の歌い出しはあまりにも有名です。 今も全部歌えるよ♡っていうアラフィフのお姉さんは 日本にはた...

 

イライザのことは私はもちろん嫌いですが、

イライザのことを好きっていう人を今まで見たことがありません(笑)

果たしてこの世の中にイライザが好きな人は存在するのでしょうか。

完全なるヒール役に徹してくれているので、

キャンディキャンディの世界で、ある意味完璧に役割果たしている人です。

この人がいたからこそ、私はキャンディキャンディのお話が盛り上がったと思います。

私は、裏表がある複雑な人や、偽善者ぶって好かれようとする人より、

イライザの裏表のない性格の悪さや、

孤児や貧乏人に対する露骨すぎる差別発言などは、見ていて清々しく思いますね。

裏と表がない人は、変な違和感がありません。

そんなイライザは富豪のご令嬢。容姿も端麗(意地悪が顔に出ていますが)

頭も悪くなさそうです。

な、の、に 性格が死ぬほど悪い。

しかも性懲りも無く、何度も繰り返しちゃう。いじめをやめられない(笑)

アンソニーやテリィにバレても自分を正当化して意地悪を繰り返す。

どう考えてもバレバレなのにシラを通し切る。

いや、自分が間違っているなんてこれぽっちも思っていない。

自己肯定感高すぎです(笑)

あんな犯罪レベルの意地悪をしても、罪悪感のかけらも感じていない・・・

むしろテリィはキャンディに騙されている、私が目を覚まさせてあげるくらいに思っています。

どうしたらそういう思考回路になるのか・・・・

ある意味幸せな人です(笑)嫌いだけどそこは尊敬します(笑)

キャンディキャンディ 嫌いな女性キャラ・・・スザナ

スザナ・マーロウ。この人もだいぶ嫌われていますね(笑)

スザナはテリィがアメリカに渡り、劇団に入った時の先輩?同僚?にあたります。

劇団の花形女優。容姿端麗。

スザナはオーディションを受けたいと

劇団を訪ねてきたテリィに一目惚れしてしまいます。

可憐な見かけとは裏腹に、キャンディとテリィの恋路を邪魔しようとします。

キャンディからの手紙を隠す戦法。

キャンディを探してホテルに帰ってきていないのに、

「テリィは疲れて休んでいます。休ませてあげてください。」

と訪ねてきたキャンディをしれっと追い返す戦法。

まあ、イライザの意地悪に比べたらスザナのやることは可愛いものです。

微笑ましくさえ思ってしまいます。

一応、罪悪感も感じているようで、イライザに比べてまともです(笑)

偽善者ぶっているのかもしれませんが・・・。

さて、そんなスザナが嫌われる最大の原因は、

しかし、落ちてくる照明からテリィをかばって、自分の足を切断した後に

自殺未遂を起こし、テリィを縛りつけてしまったからなんですよね。

でも、私は自分がスザナのようになってしまったら・・・と考えると

正直気持ちはわからなくもないので、余計にモヤモヤするのです。

この私の怒りの行き場をどうしたら良いのか・・・(まあスザナに行くんですけど)

スザナはあの若さで女優の夢を絶たれてしまい、

テリィにすがるしか気持ちのやり場がなかったでしょう。

そしてあの時代の片足切断後の人生は、現代よりも大変なものだったでしょう。

生活の不自由や、差別だけでなく、感染症や後遺症の危険も大きかったでしょうね。

だからこそ、私はもやもやするのです。

憎みたくても憎みきれない・・・

嫌いと同情が混ざってしまい、イライザと違って不消化状態です。

何を隠そう、私がいちばんの偽善者なのかもしれません(苦笑)

キャンディキャンディ 嫌いな女性キャラ・・・アニー

アニー・ブライトン

キャンディと同じ日にポニーの家に捨てられていて、

キャンディと双子のように育ったアニー。

キャンディとは正反対の性格で、気弱で物静か。

アニーも嫌いな人が結構いるみたいですね。

私は初め、「アニーが嫌い??」ってちょっと衝撃だったのですが、

よーく考えてみたら理解できました(笑)

キャンディがアニーのことを大好きなので、

うっかり気づかなかったんですね。騙されてた!

これはアニメの話になりますが、

初め、ブライトン家に養女に行くはずだったのはキャンディだったのです。

キャンディが気に入られてたのです。

しかし、寂しがるアニーのために、わざと悪い子を演じて養女の話をなくした。

そこでアニーが候補になったのです。

でも、アニーはちゃっかり養女の話を断らなかったw

このーーーーうーらーぎーリーもーのー!!!って話です。

アニーは、自分の欲しいものが優先です。

キャンディのことは大好きですが、キャンディより自分の方が優先順位が高いのです。

ポニーの家出身であることを知られなくないから、キャンディとは関わりたくない

という手紙を一方的に送ってよこしましたね。

そして、イライザとニールから、

キャンディがアニーをいじめているという疑いをかけられた時も

一切かばいませんでしたよね。一言も。

気が弱いからと言って、キャンディの好意に甘えまくっています。

アーチーのこともそうです。

アーチーはキャンディのことが好きだったのに、

キャンディに「アーチーを取らないで」って言います。

いやいやいやいや。それ、アーチーに言えやって話です。

全くアーチーが恋愛対象ではないキャンディは、

驚いて気を利かせて仲を取り持とうとします。大好きなアニーのために。

アーチーが、好きな女に、好きでもない女を押し付けられてちょっとかわいそうです。

キャンディキャンディの中で、一番したたかでタチが悪いのが

アニー・ブライトンなのかもしれません。

同じことされたら、私はとっくに縁を切ってるかもなあ・・・

それとも、ポニーの家で姉妹同然で育ってたら気持ちは違うのかしら?

キャンディキャンディ 嫌いな女性キャラ・・・キャンディ

キャンディス・ホワイト・アードレー

はい、そうです。主役です。

主役を嫌いってどういうこと??って話なのですが、

ネットでも少なからず「キャンディ」嫌いという声はあります。

私も実はキャンディ嫌いな時がありました(笑)

高校生の多感な時に漫画を買いなおしたのですが、

・お節介すぎる、人の領域に踏み込みすごる

・モテすぎるし、愛されすぎる

・どんなに辛いことがあっても、いつも前向きすぎる

なところが当時はどうしても気に入りませんでした(笑)

そのころは、高校の友人関係で悩んだり、家庭環境で悩んだりしていたので、

なんだかんだで周りから愛されまくって、

幸せオーラー振り撒いているキャンディの存在がとてもざわついたんですね。

どーせ私なんて誰からも愛されないし・・・と「拗ねて」いました。

漫画の主人公相手に嫉妬です(笑)

ですから私は、当時はフラニーに大共感!!

私は、キャンディと友達になりたいかというと、ちょっと考えてしまいます。

だって好きな男取られそうだし(本人全くそのつもりがないのに)

絶対入ってくるなっていうところに顔を突っ込んできて、

余計なお節介してきて、人間関係掻き回されそう(笑)

まあ、いいやつなんですけどね・・・・

悪意のない迷惑行為ほどタチが悪いものはありません。

こちらも器が大きくないと対等にお友達にはなれない、ダメな相手です(笑)

まとめ

イライザのように、わかりやすく万人に嫌われるキャラでない限り、

自分が嫌いなキャラの「どこ」が嫌いなのかを分析すると、

自分自身の潜在意識やコンプレックスが見えてくる気がします。

リアルな人間関係と同じで、嫌いになるキャラの傾向っておそらく似ていますよね。

なので、「嫌い」だけではなく、もっと深く掘り下げてみると

世界が広がるような気がします。

嫌いなキャラに焦点を当てて漫画を読み返してみると、

新しい発見があるかもしれません。

キャンディキャンディ 人気のアンソニーの死因や声優さん
「キャンディキャンディ」というマンガ、アニメを知っていますか? 講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて、 1975年4月号から1979年3月号にかけて連載されていました。 ちょっと・・いや、かなり古いマンガではあります。 しかし、当時テレビを...
タイトルとURLをコピーしました